あ行:医学用語辞典

あ行に属する医学用語を紹介しています。

αβ遮断剤

αβ遮断剤(あるふぁべーたしゃだんざい)とは、降圧剤のひとつ。交感神経におけるα受容体、β受容体の両受容体の受け口をブロックする。血液の排出量を減らすと共に末梢血管を広げる事ができるため、非常に高い降圧効果(血圧を下げる効果)を持つ。

αグルコシダーゼ阻害剤

αグルコシダーゼ阻害剤(あるふぁぐるこしだーぜそがいざい)とは、糖尿病のお薬の一つ。ブドウ糖を生成するαグルコシダーゼという酵素の働きを抑制し、糖質の消化吸収を遅らせることで、食後の急激な血糖値上昇を予防します。

α遮断剤

α遮断剤(あるふぁしゃだんざい)とは、血圧を下げるお薬。血管を収縮させる交感神経のα受容体と呼ばれる神経の受け口をブロックする事により血圧を下げる。α遮断剤は心臓・腎臓などの臓器に対する負担が少ないといわれている。

アシドーシス

アシドーシス(あしどーしす)とは、血液中のpH(水素イオンの濃度)が下がり酸性値に傾いている状態を指す。正常な血液のpHは7.35~7.45の弱アルカリ性。

アデノウイルス

アデノウイルス(あでのういるす)とは、風邪症候群を引きこす主要な病原ウイルスの一種。二重鎖直鎖DNAウイルスであり、現在49種類のアデノウイルスの種類が確認されており、風邪(上気道炎)始めとして肺炎、結膜炎、膀胱炎、胃腸炎などの原因となる。便や咳(飛沫)、直接接触などにより人から人へ(または媒介を通じて)感染する。

アトニー

アトニー(あとにー)とは、筋肉の緊張が弱くなったり消失してしまった状態を指す。例えば、アトニーに多い「胃アトニー」の場合、胃の筋肉が緊張を失う事により、胃が弛緩してその運動が低下した状態を指す。

アトピー

アトピー(あとぴー)とは、特定物質や食品に対して過剰反応(過敏症)を示す体質のことを指します。喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、じんましんなどが代表的なアトピー疾患。

アトロピン

アトロピン(あとろぴん)とは、ナス科アルカロイド(塩基性窒素化合物)のひとつ。主に副交感神経の興奮を押さえ、拍動促進や血圧上昇などの作用を示します。

アドレナリン

アドレナリン(あどれなりん)とは、副腎髄質より分泌されるホルモンの一種。カテコールアミンの一種。神経伝達物質であり、ストレス反応における中心的な役割を果たす。血中にアドレナリンが放出される事により心拍数の増加や血圧上昇、瞳孔拡大、血中の血糖値が上昇する作用などがある。

アナフィラキシー

アナフィラキシー(あなふぃらきしー)とは、免疫反応により引き起こされる全身または局所反応。呼吸や脈拍、血圧低下などの全身症状(アナフィラキシーショック)は死亡する可能性もある。代表的なアナフィラキシーショックとしては、スズメバチなどに指された際に起こるショックが挙げられる。

アミノグリコシド系薬剤

アミノグリコシド系薬剤(あみのぐりこしどけいやくざい)とは、抗生物質の系列のうちの一つ。トブラマイシン、硫酸カナマイシン、硫酸シソマイシン、硫酸ジベカシン、硫酸フラジオマイシンなどが、アミノグリコシド系薬剤に該当する。

アミノ酸

アミノ酸(あみのさん)とは、タンパク質を構成する要素のこと。タンパク質は約20種類のアミノ酸から成り立っている。

アミロイドーシス

アミロイドーシス(あみろいどーしす)とは、アミロイド線維を主とするアミロイド物質が全身の臓器および組織に沈着して機能障害を引き起こす症状を指す。厚生労働省が指定する特定疾患の一つに数えられている。

アルカローシス

アルカローシス(あるかろーしす)とは、血液のpH(水素イオンの濃度)が上がりアルカリ性に傾いている上体を刺す。なお、水素イオン濃度7.0が中性とされる。

アルドステロン

アルドステロン(あるどすてろん)とは、血中のナトリウムやカリウムの濃度を調整する副腎皮質ホルモンのこと。アルドステロンが過剰分泌されると、血中のナトリウム量が増加し血圧が上昇する。(アルドステロン症)

アルドース還元酵素阻害剤

アルドース還元酵素阻害剤(あるどーすかんげんこうそそがいざい)とは、糖尿病のお薬の一つ。ソルビトールと呼ばれる糖類の一種が神経細胞内に蓄積するのを抑制し、神経機能の改善を行う。

結果、疼痛(とうつう)や痺れなどの症状を緩和します。

アルミニウム骨症

アルミニウム骨症(あるみにうむこっしょう)とは、膝や足の関節痛、骨痛、病的骨折、足腰の筋肉低下をもたらす疾病。主に歩行障害を引き起こす。

アレルギー

アレルギー(あれるぎー)とは、体内の正常な成分と体外から侵入した成分を区別してそれを排除する免疫作用の過剰反応により引きこされる状態を指す。○○アレルギーのように特定のアレルギー物質(アレルゲン)を指して使う場合もある。

アレルゲン

アレルゲン(あれるげん)とは、体内に異物が侵入した際にアレルギー反応がおこる抗原を指す。大きく分類すると、一般的アレルゲン・職業性アレルゲンに分類することができる。最も一般的なアレルゲンは「花粉」「ハウスダスト」などが挙げられる。

特に、花粉をアレルゲンとするアレルギー反応を花粉症と呼ぶ。

アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤

アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤(あんじおてんしんⅡじゅようたいきっこうざい)とは、降圧剤(血圧を下げるお薬)の一つ。強力な血管の収縮作用を持つアンジオテンシンという物質の働きを阻害して血管を広げる事により、血圧を低下させる。

アンジオテンシン変換酵素阻害剤

アンジオテンシン変換酵素阻害剤(あんじおてんしんへんかんこうそそがいざい)とは、降圧剤(血圧を下げる薬)の一つ。アンジオテンシン(血管収縮作用を持つ物質)を生成させる酵素の働きを阻害する事で、血管を広げて血圧を下げる。

アンドロゲン

アンドロゲン(あんどろげん)とは、ステロイドの一種で性ホルモンの一つ。男性ホルモンとも呼ばれる。男性は主に精巣におけるライディッヒ細胞から分泌される。女性は卵巣内の顆粒層細胞から分泌されるが、卵胞内の卵胞上皮細胞においてエストロゲン(女性ホルモン)に変換される。

亜急性

亜急性(あきゅうせい)とは、急性ではないが、急性に近い状態での症状や病気の発生のしかたを指す。具体的な期間を示すわけではないが、急性との相対的なとらえ方として用いられる事が多い。

悪性腫瘍

悪性腫瘍(あくせいしゅよう)とは、「癌」「悪性新生物」とも呼ばれ、他組織との境界に侵入したり、転移したりして、人体の各所で増殖する事により致命的な影響を与える危険性がある主要の総称。