か行:医学用語辞典

か行に属する医学用語を紹介しています。

カクテル療法

カクテル療法(かくてるりょうほう)とは、酒のカクテルのように、複数の薬剤を患者の症状や体質などに合わせて投与して症状を抑える治療法。後天性免疫不全症候群(エイズ)や原発性糸球体腎炎などの治療に用いられることで有名。

カタル症状

カタル症状(かたるしょうじょう)とは、咳や鼻水(鼻づまり)、咽頭(喉)の痛みといった諸症状のことを指す。一般的には、風邪(普通感冒)をひいた際の症状とされ、こうした症状がでている期間のことをカタル期とも呼ぶ。

カテコールアミン

カテコールアミン(かてこーるあみん)とは、主にドーパミン(DA)、ノルアドレナリン(NA)、アドレナリン(A)の3種類の総称で。神経の接続部分で働く神経伝達物質で脳や交感神経などに分布する。カテコールアミンは副腎髄質の腫瘍(褐色細胞腫)により異常分泌されることがある。

カテーテル

カテーテル(かてーてる)とは、医療に用いられる中が空洞となっている柔らかい管のことで、日本では、高度管理医療機器に分類される医療器具の一種である。胸腔や腹腔、消化管、尿管などに挿入し、体液の排出や薬液の注入などに用いられる。

カルシウム拮抗剤

カルシウム拮抗剤(かるしうむきっこうざい)とは、心筋や血管を収縮させる作用のあるカルシウムの働きを抑制するお薬。主に狭心症、高血圧などの治療に用いられる。

ガストリン

ガストリン(がすとりん)とは、胃の「幽門」と呼ばれる部位にある腺細胞から血中に分泌される消化管ホルモンの事。胃液の分泌や幽門前庭部の収縮、胃粘膜における血流の増加などの作用を示す。

仮面高血圧

仮面高血圧(かめんこうけつあつ)とは、健康診断などの場で医師(または看護士)が血圧を測定した時、その時点では高血圧の基準値よりも下(正常値)であるにも関わらず、その他の場所で血圧を測定すると血圧が高血圧となる場合を指す。白衣高血圧の対義語。

冠状動脈

冠状動脈(かんじょうどうみゃく)とは、心筋に血液を送り込む血管のことを指す。主に、心臓を取り囲むように存在しており、左冠動脈と右冠動脈がある。

化学療法

化学療法(かがくりょうほう)とは、化学物質を使って細菌やウイルスなどの病原性微生物を退治したり、ガンの増殖を抑える医療法のことを指す。

合併症

合併症(がっぺいしょう)とは、一つの病気に罹っているときに、他の病気が重複して生じる事を指す。例えば、肝硬変で腹水貯留がある場合は、肝硬変の合併症として腹水貯留がおこるといった具合。

外用副腎皮質ホルモン剤

外用副腎皮質ホルモン剤(がいようふくじんひしつほるもんざい)とは、抗炎症効果のある副腎皮質ホルモン剤のこと。

家族性

家族性(かぞくせい)とは、名前の通り特定の疾患や病気がある家族(家系)に集中して発生することを指す。遺伝的(遺伝性)とほぼ同義。

潰瘍

潰瘍(かいよう)とは、皮膚や粘膜が深い部分にまで欠損した状態を指す。物理的刺激の他、炎症やストレスなどで生じ、治療後も痕が残る事がある。欠損がまだ浅い状態は潰瘍ではなく「びらん」と呼ばれる。

眼圧

眼圧(がんあつ)とは、目における水晶体や角膜に対して栄養を供給している「房水」が眼の被膜に対して与えている圧力の事を刺す。

過酸化脂質

過酸化脂質(かさんかししつ)とは、脂肪の中にある「不飽和脂肪酸」とよばれるものが、空気中の酸素を吸収し、過酸化物を生成した状態のこと。過酸化脂質は老化の促進や動脈硬化を進行させるリスクファクターの一つといわれている。

間欠性

間欠性(かんけつせい)とは、症状が時々発生し、常にその病状があるわけではないという状態を指す。主には動脈硬化に見られる「間欠性跛行」や精神病患者に診られる「間欠性爆発性障害」などが挙げられる。

風邪

風邪(かぜ)とは、主にウイルスの感染による鼻腔や咽頭などの炎症性の病気。咳、咽頭痛、鼻汁、鼻閉などのカタル症状、発熱、倦怠感、頭痛といった全身症状が出現する状態を指す。上気道感染とも呼ばれる。