き行:医学用語辞典

き行に属する医学用語を紹介しています。

キノロン系薬剤

キノロン系薬剤(きろのんけいやくざい)とは、合成抗菌剤の一種。細菌の増殖に必要となる核酸という物質の生成を阻害し細菌を死滅させるお薬の総称。キノロン系薬剤は効果が高い割りに副作用が少ないために「膀胱炎」「気管支炎」「肺炎」「中耳炎」などの様々な場面で用いられる事が多い。

丘疹

丘疹(きゅうしん)とは、皮膚にできる直系が数ミリ程度の盛り上がった発疹のことを指す。皮膚病において最も多く見られる症状の一つ。

器質的疾患

器質的疾患(きしつてきしっかん)とは、内臓や神経、筋肉、器官といった各組織において病理的・解剖的な異常が生じた事により引き起こされる疾患・疾病の総称。対義語は、機能的疾患。器質的疾患は例えばレントゲン検査や内視鏡検査などにより病態が確認できる疾病を指します。

基礎疾患

基礎疾患(きそしっかん)とは、元になる病気の事をいう。例えば、高血圧や高脂血症のように他の病気、例えば「脳卒中」「狭心症」「心筋梗塞」「腎不全」などを引き起こす、元になる疾患を指す。

強心剤

強心剤(きょうしんざい)とは、全身の内臓臓器や組織に血液を供給する心臓の働きを高めて、必要な量の血液を送り出せるようにするお薬の総称。強心剤として代表的な薬剤はジギタリス系薬剤。

強心配糖体

強心配糖体(きょうしんはいとうたい)とは、心筋に対して直接作用して心筋の収縮力を高めるお薬。主に強心剤として利用されるジギトキシンやプロスシラリジン、メチルジゴキシンなどが該当する。

強直

強直(きょうちょく)とは、関節を構成する骨もしくは軟骨などの障害に起因して関節が動かなくなったり、筋肉が収縮して突っ張ったようになった状態を指す。関節可動域制限のこと。

急性

急性(きゅうせい)とは、病気や症状などが急激に短時間の間に進行することを指す。「慢性」と対比して用いられる。急性疾患ともいう。急性疾患の例としては、急性骨髄性白血病・急性心不全・急性腎不全・急性肺炎・急性心筋梗塞・急性肝炎。

拒絶反応

拒絶反応(きょぜつはんのう)とは、臓器移植や輸血などの際に見られる免疫反応の一つ。移植された組織を免疫が「異物」と判断して拒絶する免疫反応により、移植された臓器などが攻撃を受け、機能低下することを指す。

既往歴

既往歴(きおうれき)とは、過去これまでに罹った事のある病気の経過を指す。受診の際や薬を処方する際に、既往歴の有無は重要とおなるので、正確に医師・薬剤師などに伝える必要がある。

機能的疾患

機能的疾患(きのうてきしっかん)とは、体の組織等において解剖学的・病理的な異常が見当たらないにも関わらず、臓器や器官などの働きが低下する疾患を指す。対義語は器質的疾患。機能的疾患には、例えば心身症などが該当する。

気管支拡張剤

気管支拡張剤(きかんしかくちょうざい)とは、気管支のけいれんを抑制し、気管支を広げて空気のとおりを良くすることを目的とするお薬。

狭窄

狭窄(きょうさく)とは、血管や器官、食道などの管部分の内膣が狭くなり、血液や飲食物などが通過しにくくなる状態。狭窄の代表的な疾患として、「狭心症」「心臓弁膜症」などが挙げられる。

禁忌

禁忌(きんき)とは、特定疾患に対して用いてはいけない治療法や薬品の投与、検査法のことを指す。禁忌症となっている症状に対して特定の薬物を使用すると、重大な副作用や症状の悪化などが怒る場合がある。

禁断症状

禁断症状(きんだんしょうじょう)とは、依存性のある薬物などの慢性中毒者において、その薬物等の使用を中止したことに伴う様々な身体的・精神的な症状を指す。退行症状とも言う。

筋弛緩剤

筋弛緩剤(きんしかんざい)とは、骨格筋の緊張をやわらげて、筋肉のこわばりなどを改善する効果があるお薬の一つ。筋弛緩剤は主に中枢神経に対して影響を与える中枢性筋弛緩剤と、神経と筋肉の接合部に作用する末梢性筋弛緩剤に分類できる。

緊急安全性情報

緊急安全性情報(きんきゅうあんぜんじょうほう)とは、製薬会社等の製品に関して特に緊急的な連絡を必要とする副作用情報などが記載された印刷物の事を指す。なお、本情報は厚生労働省の指示により製薬会社が15日以内に配布する事になっている。

菌交代現象

菌交代現象(きんこうたいげんしょう)とは、大腸や膣などにおいて均衡を保っているはずの常在微生物叢が、抗生物質や化学療法などにより変化して本来であれば病原性を持たない細菌が増殖し、病原性を持つようになることを指す。

虚血

虚血(きょけつ)とは、組織に対して栄養などを送る血液の供給、血流が途絶える事に起因する、局所的な貧血状態を指す。全身性の貧血と区別する為に、虚血性貧血というように用いられる。