と行:医学用語辞典

と行に属する医学用語を紹介しています。

トランキライザー

トランキライザーとは、抗不安薬(精神安定剤)のこと。メジャートランキライザーとマイナートランキライザーの二種類があり、共に中枢神経系に作用するが、メジャートランキライザーは統合失調症に用いられ、マイナートランキライザーは主に神経症、うつ病、心身症などに利用される。

ドレナージ

ドレナージ(どれなーじ)とは、体内にたまった余計な水分や血液などを体外に抜く措置のことを指す。通常ドレナージは医療行為として感染症の原因物質をにより抜いたり、体液を抜く事による減圧を図る為に行われる。

動悸

動悸(どうき)とは、健康時には意識する事がない心臓の鼓動(拍動)を自覚し不快感を感じる状態を指す。不整脈や心臓病などが原因のケースもあるが、ストレスや感情の高まりなどの心因性の原因で起こることもあるため、必ずしも重大な病気が原因というわけではない。

吐血

吐血(とけつ)とは、消化管におきた出血が口から排出される事を指す。多量の出血がある場合は鮮血状、あまり吐血の量が多くない場合は茶褐色、黒褐色の吐血が多い。緊急的に専門医の診察を受けるべき症状の一つ。吐血量が少ない場合、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などが原因のことが多い。

特定疾患

特定疾患とは、厚生労働省が定めている原因不明かつ治療法が確立されていない病気(難病)のうち、慢性的に経過し、経済的・介護面・精神面で重い負担がかかる疾患を「特定疾患」として定めている。現在、難治性疾患克服研究事業として121の疾患、そのうち45の疾患が特定疾患とされている。(2005年10月現在)

特発性

特発性(とくはつせい)とは、病気の原因がハッキリしない事。「本態性」とほぼ同義。特発性拡張型心筋症、特発性血小板減少性紫斑病、特発性大腿骨頭壊死症、特発性ステロイド性骨壊死症などが例として挙げられる。

疼痛

疼痛(とうつう)とは、痛みをあらわす医学用語の一つ。疼痛とは、物理的な刺激や疼痛物質(セロトニンやブラジキニン)による科学的な刺激を疼痛神経が感知し、大脳にある中心後回が痛みとして認識した結果と定義されている。分かりやすくいうと、最初に局所的かつ明確な鋭い痛みが生じ、その後徐々にじんじんとした痛みを感じると表現される。

糖質コルチコイド(グルココルチロイド)

糖質コルチコイド(グルココルチロイド)とは、副腎皮質ホルモンの一種で束状層と呼ばれる部位から産生される。主にタンパク質を糖化して血糖値を上昇させるはたらきがある。糖質コルチコイド(グルココルチロイド)には、コルチゾール、コルチコステロイド、コルチゾンが含まれるが、その95%はコルチゾールである。

透析

透析(とうせき)とは、液や低分子は透過させ、高分子は透過させない特殊な膜を利用して物質を分類すること。腎臓は排泄の為にこの透析を行っている。なお、腎不全の患者は腎臓機能による透析を行うことができないため、人工透析という医療手段によりこれを代替する。