の行:医学用語辞典

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ノロウイルス

ノロウイルス(のろういるす)とは、急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種で、牡蠣などの貝類による食中毒や、感染者からの糞便や嘔吐物やそれらが乾燥して飛散したものを媒介として経口感染するウイルスで、主に秋口から年末に掛けて流行する。ノロウイルスは非常に感染力が強い事から、毎年のようにノロウイルスによる集団感染が報告されている。

脳下垂体

脳下垂体(のうかすいたい)とは、間脳の視床下部の先にある部位で、内分泌系の中枢的な役割を持つ組織である。脳の直下に存在し、脳の一部がぶら下がっているように見えることから、脳下垂体という名前で呼ばれている。各内分泌器官は脳下垂体からの命令によりそれぞれの組織に対して作用するホルモンを分泌する。

脳死

脳死(のうし)とは、重度の脳損傷や脳の出血などを受けて起こる死亡の形態の一つ。一般的な心臓停止とは異なり、心臓は拍動するが、脳が停止していることから、自発的呼吸はできない。脳幹を含む全脳の働きがなくなる不可逆的なもの。臓器移植との関連から、議論されている。

膿疱

膿疱(のうほう)とは、発疹の一種で、膿が貯まって皮膚や口粘膜が盛り上がった状態を指す。通常膿疱は細菌感染により発症するものであるが、細菌以外の原因で発生する場合もある。この場合、「無菌性膿疱」と呼ぶ。無菌性膿疱の疾患としては、「掌蹠膿疱症」「膿疱性乾癬 」が代表的である。

膿瘍

膿瘍(のうよう)とは、細菌感染などにより臓器や組織の一部が壊死してしまい、膿がたまった状態。医学的には、化膿性炎症が生体組織に限局した場合で崩壊した好中球に由来した分解酵素により中心部から融解し、膿が充満した空洞を形成した状態を指す。