は行:医学用語辞典

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バイオフィルム

バイオフィルム(ばいおふぃるむ)とは、細菌などが持つ薬物に対する防御機能一つ。固まって繁殖する事により複雑な多細胞性な構造を作る。医療現場では、カテーテル内に黄色ブドウ球菌などがバイオフィルムを作ることなどがしばしば問題となる。

バルビツール酸誘導体

バルビツール酸誘導体(ぶrびつーるさんゆうどうたい)とは、催眠鎮静剤の一つで抗てんかん薬として使用されることが多い。各誘導体は抗てんかん、麻酔作用、睡眠作用、鎮静作用を持つ。ただし、ベンゾジアゼピン誘導体の搭乗により、利用の機会がほとんど失われてしまっている薬剤でもある。

パラノイア

パラノイア(ぱらのいあ)とは、物事に対する執着が強く妄想的である症状を示す。妄想を行う部分以外では普通の人とかわらないが、時折異常な妄想に捉われる。パラノイアの代表的な症状としては「被害妄想」「誇大妄想」「自己中心的性格」「異常とも言える独占欲」「発明妄想」「恋愛妄想」などが挙げられる。

瘢痕

瘢痕(はんこん)とは、いわゆる傷跡のこと。潰瘍や創傷が治癒した痕に、正常な組織がコラーゲン線維などに変性し(線維化)機能を失ってしまう事を指す。なお、皮膚の瘢痕には、傷跡から赤く盛り上がる異常瘢痕(肥厚性瘢痕)、同様の瘢痕が正常な皮膚にも広がる瘢痕(ケロイド)などがある。

発がん性

発がん性(はつがんせい)とは、正常細胞を悪性腫瘍(がん)に変化させる性質を指す。例えば、発がん性物質とは、発がんをしめす化学物質を指す。なお、がん(癌)は、抑制遺伝子変異の蓄積、環境因子など複合的な要因により発生すると考えられる為、例えば肺ガンはAという原因により発症するというように原因と理由を単純に結びつけることはできない。

白衣高血圧

白衣高血圧(はくいこうけつあつ)とは、健康診断などで病院の診察の場で普段よりも高い血圧が測定される現象を指す。血圧は自律神経系の作用で変化する。このため、看護士などが目の前にいる状態で緊張する事により、血圧が上昇し高血圧と診断される場合がある。

胚性幹細胞

胚性幹細胞(はいせいかんさいぼう)とは、ES細胞とも呼ばれる細胞で、理論上すべての組織に分化することができる多能性を持ちながら、ほぼ無限に増殖させることができるため再生医療の分野において活用が期待されている細胞である。