む行:医学用語辞典

む行に属する医学用語を紹介しています。

ムスカリン受容体拮抗剤

ムスカリン受容体拮抗剤(むすかりんじゅようたいきっこうざい)とは、胃腸の運動を促進する副交感神経を興奮させる作用がある、ムスカリンという物質の働きを抑制する薬で、主に胃潰瘍の治療薬として処方される。胃酸やペプシン(消化酵素)の分泌を抑えたり、胃粘膜の抵抗力を向上させる作用がある。

無尿

無尿(むにょう)とは、名前の通り一日に排泄される標準的な尿量(1500~2000cc)に対して極端に尿の排出が少ない状態を指し、通常一日50~100ccしか排出されない状態を指す。無尿は腎臓からの尿の分泌が停止していることを示し非常に危険な状態である。

無汗症

無汗(むかん)とは、その名前の通り汗をかかなくなる状態のことを指す。通常全身の皮膚にはエクリン汗腺が分布して汗を分泌するが、これが何らかの原因により汗がでなくなる。汗には体温調節という大切な役割があるため、無汗の状態が続く事により、熱中症などを引き起こすリスクが高まる。

無酸症

無酸症(むさんしょう)とは、胃ガン、貧血(悪性貧血)、慢性胃炎などが原因となり、胃液中に本来含まれるはずの塩酸がほとんど含まれない状態を指す。高齢者によく見られる症状の一つで胃酸分泌がないため、消化不良による胃もたれ、下痢などを引き起こす。なお、塩酸の量が減っている状態を減酸症(低酸症)という。