向精神薬:医学用語辞典

向精神薬に関する用語の解説。

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向精神薬とは

向精神薬(こうせいしんやく)とは、統合失調症や抗うつ剤、抗不安剤など広く中枢神経に作用して、生物における精神活動に影響を与える薬の総称。狭義では、向精神薬取締法において個別に指定された物質。

向精神薬は、社会的に精神治療薬および精神異常誘発物質に分類されているが、医学的には明確な境界線はない。例えば、強力な依存性および興奮性を持つため麻薬に指定されている「モルヒネ」は、同時に強い鎮痛効果があることから、重度の癌患者に鎮痛目的に投与されるといったように、医学的にも有用な作用が認められるためである。