脱水症状:医学用語辞典

脱水症状に関する用語の解説。

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脱水症状とは

脱水症状(だっすいしょうじょう)とは、体重の約6割を占めている体内水分が正常なすいジュにかとなり、水分・電解質のバランスが崩れた状態を指す。低張性脱水、等張性脱水、高張性脱水の3種類の脱水のパターンがある。治療法としては、脱水症状が軽症であれば電解質を含んだ水分を経口で摂取、重度であれば輸液(水分や電解質などを点滴静注により投与する治療法)を行う。

・低張性脱水
下痢や嘔吐などを通じて水分の喪失よりも多くの電解質の喪失が著しい状態。血清ナトリウム濃度140mEq/l以下、血清クロール濃度110mEq/l以下がその目安である。

・等張性脱水
等張液(人間細胞と同等の浸透圧を有する液体)の喪失による脱水症状。

・高張性脱水
発汗や過度の水分摂取不足による脱水症状。血清ナトリウム濃度150mEq/l以上、血清クロール濃度110mEq/l以上がその目安である。