アナフィラキシー:医学用語辞典

アナフィラキシーに関する用語の解説。

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アナフィラキシーとは

アナフィラキシー(あなふぃらきしー)とは、免疫反応により引き起こされる全身または局所反応。呼吸や脈拍、血圧低下などの全身症状(アナフィラキシーショック)は死亡する可能性もある。代表的なアナフィラキシーショックとしては、スズメバチなどに指された際に起こるショックが挙げられる。

アナフィラキシーショックはI型アレルギー反応に定義され、外来の抗原による過剰免疫反応が原因で、化学伝達物質が毛細血管の拡張尾を引き起こしショック状態となる。全身性のじんましんと喉頭浮腫、喘鳴ショック、下痢、腹痛のいずれかを引き起こすのが特徴である。

アナフィラキシーショックが発生した場合、アドレナリン(エピネフリン)を筋肉注射することにより10分程度で症状は改善する。ただし、高血圧によりβ遮断剤を服用している場合は、アドレナリンの効果がでにくい場合があることからグルコガンの投与が効果的とされる。

ステロイドや抗ヒスタミン剤もアナフィラキシーショックに対して有効ではあるが、効果が発現するまでに数時間の時間が必要となることから、緊急では用いる事ができない。(二次的なショックを予防する為に使用することはある)