目における「結膜」がウイルスや細菌、アレルギー反応などを原因として炎症を生じる病気とされています。
結膜炎に関する原因と治療法・予防対策 |
結膜炎に関する原因や治療法またはその予防の為の対策などを解説していきます。
結膜炎は大きく「ウイルス性」「細菌性」「アレルギー性」の三つのタイプに分類することができ、それぞれで症状や他人感染の有無も異なります。
ウイルス性結膜炎とは俗に言われる「はやり目」「プール熱」などが該当します。主に結膜の充血、目やに、まぶたの腫れ、目がゴロゴロする、耳の前部分(リンパ)が痛い、といった症状がウイルス性結膜炎の特徴です。
・はやり目(流行性角結膜炎)
はやり目(流行性角結膜炎)はアデノウイルス(8型・19型)という感染力の強いウイルスが原因で起こる結膜炎の一種です。感染後1週間程度で発症します。症状は強いです。完治まで10日ほど必要です。なお、炎症を起こしている間、瞳の黒目部分に白い点が見えることがありますが、これは症状の改善と共に消えます。
・プール熱(咽頭熱)
プール熱(咽頭熱)はよく夏場のプールを媒介して感染する結膜炎で、原因となるウイルスはアデノウイルス(3型・7型)です。咽頭熱ともいうように陰頭部の腫れと痛みが特徴的です。この他、風邪に似たような症状を引き起こします。完治まで7日ほど必要です。
ウイルスより大きい細菌の感染による結膜炎です。現在では、ほとんどの細菌性結膜炎に対して有効な治療薬がありますので、ウイルス性結膜炎と比較して短期間で治癒します。結膜の充血、目やに、まぶたの腫れ、目がゴロゴロするといった症状はありますが、リンパの腫れはありません。
アレルギー性結膜炎とは、体内に異物(抗原)が入りこむ事による体の過剰防御反応によりおこる結膜炎です。花粉やカビ、ダニ、ペットの毛などが主な原因となります(ひとそれぞれで異なります)。原因がハッキリしている場合はその原因を避けることにより症状は軽くなります。
ウイルス性結膜炎および細菌性結膜炎の場合、ヒトからヒトへと感染するので、注意が必要です。タオルや皿、コップなどを患者と共有するのは避けましょう。
また、眼科医の許可がでるまで学校等へは出席停止となります。また、プールなどは他のヒトに結膜炎を感染させてしまいますので元気であっても許可がでるまで厳禁です。
ウイルス性結膜炎(アデノウイルス)に対しては特効薬はありませんので、自然治癒を待つ事になります。対して細菌性の結膜炎の場合には細菌ごとに適した点眼剤が処方されます。
アレルギー性の結膜炎の場合はアレルギーの原因となる抗原を避けることで症状を改善することができます。
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