心臓が栄養としている冠動脈における血流が下がる事により心筋が虚血状態となり、壊死する状態となります。通常心筋梗塞という場合は急性に発症する「急性心筋梗塞」のことを指します。
心筋梗塞に関する原因と治療法・予防対策 |
心筋梗塞に関する原因や治療法またはその予防の為の対策などを解説していきます。
心筋梗塞は冠動脈の一部の血液の流れが途絶えた為に心筋に対する栄養や酸素などが不足し心筋細胞尾が死滅する病気です。この状態になり、1ヶ月以内の期間を「急性心筋梗塞」と呼び、死亡率も非常に高くなっています。
症状としては、全胸部や心臓部に突然激しい痛みが起こります。狭心症でも同様の症状が起こりますが、痛みの時間が心筋梗塞の方が長く続きます(狭心症の場合は長くても15分程度、心筋梗塞の場合は30分以上続く事もあります)。死亡率も高く、日本人の死亡順位でも第2位を占めています。
発作が起きた後、数時間で心臓機能不全症状が起こり、不整脈・呼吸困難・むくみ・顔面蒼白などの症状が起こる。一時的に病状が落ち着いた場合でも1〜2ヶ月の間再び発作が起こる事もあります。
心筋梗塞が発症する原因には実に様々なものがあります。最も大きな原因は「動脈硬化」によるものですが、加齢などによっても発症することがあります。
心筋梗塞が起こるメカニズムとしては、血管内のアテロームという粥状の物質が血管などに沈着し、それにより動脈硬化を誘発します。その後、動脈硬化が進行するとアテロームの膜が破れる事により血液成分が凝固して血栓を形成する事になります。この血栓が心臓の血管を完全にふさぐ事で心筋梗塞が発症することになります。
心筋梗塞の危険因子としては以下のものがあげられます。
※特に、高いLDLコレステロール血症
高血圧や糖尿病となると、血管の壁が傷つくことから動脈硬化を引き起こしやすくなります。生活習慣や食生活を見直すなどの基本的な健康づくりが予防のポイントとなるでしょう。
既に狭心症や動脈硬化などの症状が出ている方は医師と相談しできるだけ早いうちに対策を行うようにします。
心筋梗塞は、発症した場合の致死率が20%以上と非常に死にいたる可能性が高い病気です。治療としては、急性期の場合は絶対安静+酸素注入などを通じての病状の悪化を防ぐ事が重要になります。
また、心筋梗塞は合併症を引き起こしやすく、死亡の大部分は急性期におこる不整脈を合併したものです。発症後48時間以内の死亡率が最も高い為、それを乗り切ることができれば生存率も高まります。