虫垂炎

  虫垂炎(ちゅうすいえん)とは、腹部(右下)にある虫垂(盲腸の先端部)が炎症を起す病気です。

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幼児から高齢者まで幅広い層にみられる病気です。特に幼児の場合は腹膜が完全に発達していない事から虫垂炎の感染により重い症状となることもあるので注意が必要です。

虫垂炎に関する原因と治療法・予防対策


虫垂炎に関する原因や治療法またはその予防の為の対策などを解説していきます。

虫垂炎の症状

虫垂炎はほとんどの場合急性ですので、悪心や心窩部の痛み、右下腹部の痛みなどが続くのが一般的です。

虫垂炎は大きく以下の三つに分類することができます。

カタル性虫垂炎

カタル性虫垂炎は虫垂が肥大して表面が充血します。粘膜の膨張により内膣が狭くなるのが特徴です。

蜂窩織炎性虫垂炎(ほうかしきえんせいちゅうすいえん)

蜂窩織炎性虫垂炎(ほうかしきえんせいちゅうすいえん)は主に中程度の症状を起す虫垂炎で、虫垂の壁部分が厚みを帯びて膨張・充血もかなりの程度となっています。虫垂壁では、蜂窩織炎(ほうかしきえん)や小膿瘍を見ることができます。

壊疽(えそ)性虫垂炎

壊疽(えそ)性虫垂炎とは、重症の虫垂炎の状態で、虫垂が著しく膨張しており、緑褐色〜黒色に変化、壊疽が見られます。虫垂壁はもろくなり破れる場合もあり、粘膜面は破壊されて壊死を起します。この場合、虫垂に穴があきやすくなり、穴があいた場合は、「穿孔性虫垂炎」とも呼ばれます。

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虫垂炎の原因

虫垂炎の原因は諸説あります。ここでは、虫垂炎の原因といわれるいくつかの説を解説していきます。

(1)腸内感染説

虫垂の粘膜から虫垂壁に腸内の細菌が入り込み感染し、虫垂炎を起すという説です。主に、細菌感染と共に虫垂内に詰まった食物のカスが関連するという説です。

(2)アレルギー説

動物性タンパク質を抗原として虫垂壁内リンパでアレルギー反応が起こり、細菌の二次感染が発生することにより虫垂炎を起すという説です。

(3)自律神経説

自律神経に起因する血管運動神経の異常により、虫垂粘膜の壊死が生じ、それに対して細菌が二次感染する事で虫垂炎を起すという説です。

虫垂炎の対策・予防策

虫垂炎は幼児から高齢者にまでまんべんなく罹る病気ですが、特に幼児の場合では腹膜が完全に発達していない為(成長段階であるため)、炎症部分が被覆されにくい事から、虫垂炎になると重症となる事が多いので注意が必要です。

虫垂炎の治療法

虫垂炎の治療に最も一般的なのは外科手術による治療ですが、軽度の場合には、抗生物質を点滴するという手法により治療を行う場合もあります。

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