カクテル療法:医学用語辞典

カクテル療法に関する用語の解説。

カクテル療法とは

カクテル療法(かくてるりょうほう)とは、酒のカクテルのように、複数の薬剤を患者の症状や体質などに合わせて投与して症状を抑える治療法。後天性免疫不全症候群(エイズ)や原発性糸球体腎炎などの治療に用いられることで有名。

例えば、原発性糸球体腎炎の場合、ステロイド剤、抗凝固剤、免疫抑制剤などがカクテル療法として行われる(日本ではあまり行われない)。エイズの場合、原因ウイルスであるHIVの増殖を抑える治療法として、核酸系逆転写酵素阻害剤、非核酸系逆転写酵素阻害剤、プロテアーゼ阻害剤などを数種類組み合わせた投与が行われる。

ただし、カクテル療法は個人の体質や症状によりどの薬剤をどの程度混合するのかが難しいことから、医師との密接な打合せや検査が必要となる。