尿ウロビリノーゲンの概要

尿ウロビリノーゲンは、肝機能や胆汁の流れ、赤血球の壊れ方などを考える手がかりになることがあります。健康診断ではAST、ALT、γ-GTP、ビリルビンなどの血液検査とあわせて見ることが大切です。

何を調べる検査か

肝臓・胆道系の状態、黄疸、溶血、薬剤や体調の影響などを整理する材料になります。ただし、尿検査だけで原因を決めることはできません。

結果表示の見方

陰性・低値胆汁の流れの変化などと関連して確認されることがあります。施設ごとの表記を確認します。
基準範囲内採尿時点で大きな偏りがない目安です。
高値・強陽性肝臓の炎症、溶血、体調や薬剤などと関連することがあります。

注意: ここでの説明は一般的な目安です。実際の判定は結果表の基準範囲と医師・健診機関の説明を優先してください。

高い場合・強く出た場合に考えられること

  • 肝炎、肝硬変など肝臓の病気と関連して確認されることがあります。
  • 溶血など、赤血球が壊れやすい状態と関連することがあります。
  • AST、ALT、γ-GTP、ALP、ビリルビン、血算などとあわせて確認します。

低い場合・陰性の場合に考えられること

  • 胆汁の流れが悪い状態や閉塞性黄疸などと関連して確認されることがあります。
  • 検査紙の反応、採尿後の時間、薬剤などの影響を受けることがあります。
  • 皮膚や白目が黄色い、尿の色が濃い、強いだるさなどがある場合は早めに相談しましょう。

関連する病気・状態

次の病気や状態と関連することがあります。ただし、検査値だけで診断はできません。

関連する検査項目

肝機能・血算とあわせて確認する

一緒に見る項目確認したいこと
AST・ALT肝細胞の障害や炎症と関連して確認されることがあります。飲酒、薬剤、脂肪肝、ウイルス性肝炎などの背景も確認します。
γ-GTP・ALP・ビリルビン胆汁の流れや胆道系の異常と関連して確認されることがあります。
血算・LDH・網赤血球溶血など赤血球が壊れやすい状態との関連を確認することがあります。
症状黄疸、濃い尿、白っぽい便、右上腹部痛、発熱、強いだるさがある場合は早めに相談しましょう。

医療機関に相談したいケース

  • 尿ウロビリノーゲンの異常に加えて、AST・ALT・γ-GTP・ビリルビンも高い
  • 黄疸、濃い色の尿、白っぽい便、右上腹部痛、強いだるさがある
  • 肝臓病、胆石、貧血、服薬中の薬の影響が気になる
  • 結果表で再検査や精密検査の案内がある

よくある質問

尿ウロビリノーゲンで何を確認しますか?

尿ウロビリノーゲンだけで診断はできません。血液検査、症状、既往歴、服薬状況などとあわせて医療機関で確認します。

陰性でも問題になることがありますか?

施設ごとの判定や他の検査値によって意味が変わります。胆道系の検査値や症状とあわせて確認しましょう。

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参考・出典

医療情報に関する注意

このページは、尿検査に関する一般的な情報です。診断、治療、服薬変更、受診不要の判断を行うものではありません。検査結果の解釈は、症状、既往歴、採尿条件、他の検査値などによって異なります。気になる結果がある場合は医療機関へ相談してください。