再検査・精密検査の費用を確認する

健康診断の結果で「要再検査」「要精密検査」とされた場合、その後の医療機関受診は通常の診療として扱われることがあります。自己負担割合、健康保険の適用、会社補助の有無はケースにより異なるため、受診前に確認しておくと安心です。

健康保険と高額療養費

医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が上限額を超えた場合、高額療養費制度により超えた額の支給を受けられることがあります。上限額は年齢や所得などにより異なります。

厚生労働省は、2026年6月25日更新の案内で、令和8年8月から年単位の上限額を設ける見直し、令和9年8月から所得区分を細分化する見直し予定に触れています。同ページでは今後の法令改正予定も示されているため、金額や区分は加入している保険者の最新情報で確認してください。

専門医療機関で指定難病に該当する可能性を説明された場合は、高額療養費とは別に、指定難病の医療費助成、難病指定医、指定医療機関、自己負担上限額の確認が必要になることがあります。申請前の整理には、指定難病の医療費助成を申請するときの確認リストも参照してください。

確認したいこと確認先の例
自己負担割合、資格確認、限度額適用の扱い加入中の健康保険組合、協会けんぽ、国民健康保険の窓口
高額療養費の申請方法、所得区分、世帯合算保険者、医療機関の相談窓口
窓口負担を抑えるための限度額適用の手続きマイナ保険証の資格情報、限度額適用認定証、加入先保険者
退職後・転職後の保険切替勤務先、市区町村、加入予定の保険者

医療費控除とセルフメディケーション税制

医療費控除は、その年に自己または生計を一にする家族のために支払った医療費が一定額を超える場合に確認したい所得控除です。国税庁の案内では、保険金などで補てんされる金額を差し引くこと、医療費控除の明細書を作成することなどが説明されています。

健康診断や人間ドックの費用は、治療目的の医療費とは扱いが異なる場合があります。再検査や治療につながったケース、会社補助や保険金があるケース、セルフメディケーション税制との選択などは、税務署や税理士、国税庁の最新案内で確認してください。

会社を休む場合に確認したい制度

健康診断後の再検査や治療で仕事を休む必要がある場合は、年次有給休暇、病気休暇、休職制度、就業規則、傷病手当金などを確認します。協会けんぽの傷病手当金の説明では、業務外の病気やけがで会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合の生活保障制度として案内されています。

退職後・自営業・自治体健診

会社員、自営業、退職後、扶養家族など、加入している保険や受けられる健診案内は立場により変わります。特定健診、自治体健診、後期高齢者健診、人間ドック助成などは、保険者や自治体から届く案内を確認しましょう。

医療保険・生命保険を確認するとき

民間の医療保険や生命保険は、契約内容、加入時期、告知内容、給付条件により扱いが異なります。健康診断結果をきっかけに保険を見直す場合でも、加入可否や給付可否を自己判断せず、保険会社や専門家に確認してください。

医療費や保険、年金制度の基本を知りたい方へ

再検査や治療に備えて、お金の制度も確認しておくと、必要な受診を先延ばしにしにくくなります。制度の概要を調べる入口として、マネーライフハックも参考になります。

マネーライフハックで医療費・保険・年金の情報を見る

関連ページ

参考・出典

更新確認TODO: 高額療養費の令和8年8月・令和9年8月見直し、障害年金、退職後の健診、自治体健診、民間保険の記述は、制度や契約条件により大きく異なるため、公開前に厚生労働省、日本年金機構、自治体、保険者、保険会社の最新案内で再確認する。

制度・お金の情報に関する注意

このページは、健康診断後に確認したい制度や費用に関する一般的な情報です。個別の給付、税務、年金、保険、会社制度の判断を代替するものではありません。制度は改正されることがあり、対象者や申請方法は加入先、所得、契約、自治体、会社規程により異なります。必要に応じて、保険者、自治体、税務署、年金事務所、勤務先、専門家へ確認してください。