検査項目の概要

AFPは、胎児期に多く作られるたんぱく質として知られ、成人では腫瘍マーカーとして測定されることがあります。健康診断では単独の結果だけでなく、肝機能検査や画像検査と組み合わせて考えます。

何を調べる検査か

肝臓の病気、肝炎ウイルスの影響、肝硬変の経過、肝がんとの関連などを確認する材料になります。必要に応じて腹部超音波、CT、MRI、肝炎ウイルス検査などが検討されます。

基準値の目安

一般に 10〜20 ng/mL 以下を目安にする施設がありますが、基準範囲は検査機関や測定方法で異なります。妊娠中などでは解釈が変わるため、結果表と医師の説明を優先してください。

基準値は医療機関、検査機関、測定方法、年齢、性別、既往歴などによって異なります。結果表に記載された基準範囲と医師の説明を優先してください。

高い場合・陽性の場合に考えられること

  • 肝がんなどと関連して確認されることがあります。
  • 慢性肝炎、肝硬変、肝細胞の再生、妊娠などでも変動することがあります。
  • 肝機能検査や画像検査の結果とあわせて、必要な確認範囲を医療機関で相談します。

低い場合・基準範囲内の場合に考えられること

AFPが低い、または基準範囲内であっても、肝臓の病気を完全に否定できるわけではありません。肝炎や肝硬変の既往がある方は定期的な確認が重要です。

関連する病気

関連する検査項目

医療機関に相談したいケース

  • AFPが基準範囲を超え、再検査や精密検査の指示がある場合。
  • 肝炎、肝硬変、脂肪肝などで経過観察中の場合。
  • 腹部症状、黄疸、強い倦怠感などがある場合。

緊急性がありそうな症状がある場合は、健康診断の再検査日を待たずに医療機関へ相談してください。

よくある質問

AFPが高いときは何を確認しますか?

AFPだけで肝がんと決めることはできません。肝炎や肝硬変などでも変動するため、画像検査や肝機能検査とあわせて確認します。

ASTやALTも一緒に見るのはなぜですか?

AFPだけでは肝臓の状態を十分に説明できないため、肝細胞への負担を示す項目や画像検査と組み合わせて考えます。

参考・出典

医療情報に関する注意

このページは、健康診断や血液検査に関する一般的な情報です。診断、治療、服薬変更、受診不要の判断を行うものではありません。気になる結果や症状がある場合は、医療機関へ相談してください。