検査項目の概要
BNPは心臓から分泌されるホルモンの一種で、NT-proBNPはBNPが作られる過程で生じるたんぱく質です。どちらも心臓への負担や心不全の可能性を考える検査として使われます。
何を調べる検査か
息切れ、むくみ、横になると苦しい、疲れやすいなどの症状があるときに、心不全が関係しているかを確認する材料になります。医療機関では心電図、胸部X線、心エコー、腎機能などと組み合わせます。
基準値の目安
BNPとNT-proBNPは検査項目が異なり、単位や判定値も同じではありません。年齢、性別、腎機能、体格、検査機関で解釈が変わるため、結果表の基準範囲と医師の説明を優先してください。
| 項目 | 主な見方 | 注意点 |
|---|---|---|
| BNP | 心臓への負担や心不全の可能性を考える材料 | 年齢、腎機能、体格、心臓以外の病気でも変動します。 |
| NT-proBNP | BNPと同様に心不全の確認で使われる項目 | BNPと同じ数値基準では読めません。検査機関の基準を確認します。 |
高い場合に考えられること
- 心不全、心筋梗塞後、心臓弁膜症、心筋症、不整脈などと関連することがあります。
- 腎機能低下、肺塞栓症、肺高血圧などでも高くなることがあります。
- 息切れやむくみがある場合は、心臓以外の原因も含めて医療機関で確認します。
低い場合・基準範囲内の場合
症状があり、BNP・NT-proBNPが基準範囲内でも、体格や病状によっては追加検査が行われることがあります。息切れや胸痛などが続く場合は、数値だけで判断しないでください。
関連する病気
関連する検査項目
生活習慣で見直したいこと
心不全や心臓病が疑われる場合は、まず医療機関で状態を確認します。日常では体重、血圧、むくみ、息切れ、服薬、塩分、飲酒、運動量を記録して相談材料にします。
医療機関に相談したいケース
- 息切れ、むくみ、横になると苦しい、急な体重増加がある場合。
- BNP・NT-proBNPが高く、心電図や胸部X線でも異常を指摘された場合。
- 胸痛、失神、強い息苦しさがある場合。
よくある質問
BNPが高いと心不全ですか?
心不全と関連することがありますが、BNPだけで診断するものではありません。症状、心電図、胸部X線、心エコー、腎機能などとあわせて確認します。
BNPとNT-proBNPは同じように読めますか?
どちらも心臓への負担を考える材料ですが、同じ数値基準では読めません。検査名、単位、基準範囲を結果表で確認してください。
参考・出典
- MedlinePlus「Natriuretic Peptide Tests (BNP, NT-proBNP)」(参照日: 2026-07-02)
- MedlinePlus「Troponin Test」(参照日: 2026-07-02)
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医療情報に関する注意
このページは、健康診断や血液検査に関する一般的な情報です。診断、治療、服薬変更、受診不要の判断を行うものではありません。気になる結果や症状がある場合は医療機関へ相談してください。