主な生化学検査項目
AST
肝臓、心筋、筋肉などへの負担を考える材料になります。
ALT
30 U/L超と31・51の目安の違い、飲酒しない場合の確認、受診に持参する記録を整理します。
γ-GTP
51・101の目安、飲酒以外の原因確認、飲酒量の計算と再検査の準備を確認できます。
ALP
IFCC法・旧JSCC法の基準値、過去の数値の比べ方と再検査の準備を確認できます。
総ビリルビン
黄疸、肝胆道系、溶血などの確認材料になります。
BUN
腎機能、脱水、たんぱく質代謝などと関連して確認します。
クレアチニン
腎臓のろ過機能を考える代表的な項目です。
eGFR
腎機能を推算する値で、尿検査とあわせて確認します。
LDLコレステロール
120・140・180の判定値、FHを相談する手がかり、受診前の結果表・家族歴の確認を整理します。
HDLコレステロール
40未満と人間ドックの判定の違い、低値・高値での受診準備を確認できます。
中性脂肪
空腹時・食後の判定、300・500の受診目安、再検査の飲食・薬の確認を整理します。
CK
基準範囲と運動の影響、筋肉痛・尿の変化、再検査で伝える記録を確認できます。
ミオグロビン
血液と尿の基準範囲、尿潜血・CKとの違い、症状があるときの受診を確認できます。
トロポニン
心筋障害を心電図や症状とあわせて確認する項目です。
CK-MB
CKのうち心筋との関連を考える補助項目です。
BNP・NT-proBNP
BNPとNT-proBNPの基準値、腎機能・薬の影響と受診の目安を確認できます。
LDH(LD)
基準範囲と旧検査法、溶血の影響、関連検査と再検査の準備を確認できます。
LDHアイソザイム
LDH高値の由来を補助的に確認する分画検査です。
尿酸
7.0超の定義、痛風との違い、症状・腎機能・薬を合わせた受診前の確認。
血清鉄
貧血、鉄不足、鉄過剰などを考える材料になります。
フェリチン
体内に蓄えられている鉄の状態を考える項目です。
TIBC
血清鉄やフェリチンとあわせて鉄代謝を確認します。
UIBC
鉄を運ぶ余力を考える項目です。
トランスフェリン
血液中で鉄を運ぶたんぱく質で、TIBCや鉄代謝と関連します。
トランスフェリン飽和度
血清鉄とTIBCなどから鉄の運搬状態を考える指標です。
ナトリウム
Naの基準範囲と塩分・水分の違い、薬の影響、再検査の準備を確認できます。
カリウム
カリウムの基準範囲、溶血・腎機能・薬の影響と再検査の相談を確認できます。
クロール
Na・重炭酸との関係、嘔吐と下痢の違い、薬・点滴と再検査の確認に。
マグネシウム
筋肉、神経、心臓、腎機能、他の電解質とあわせて確認します。
重炭酸・総CO2
酸塩基バランスや電解質バランスを考える項目です。
アニオンギャップ
電解質の結果から酸塩基バランスを考える計算値です。
カルシウム
総Caとアルブミン補正、骨密度との違い、薬・サプリと再検査の確認に。
無機リン
採血条件・年齢差、尿中リンとCa・腎機能、鉄剤の注射中の確認に。
機能別に見る
| 分類 | 代表項目 | 一緒に確認したいこと |
|---|---|---|
| 肝機能・胆道系 | AST、ALT、γ-GTP、ALP、ビリルビン | 飲酒、脂肪肝、肝炎、薬剤、黄疸、腹部症状など |
| 腎機能 | BUN、クレアチニン、eGFR | 尿蛋白、尿潜血、血圧、糖尿病、高血圧、脱水など |
| 脂質 | LDL、HDL、中性脂肪、総コレステロール | 血圧、血糖、喫煙、腹囲、BMI、家族歴など |
| 筋肉・心筋・心不全 | CK、ミオグロビン、LDH、LDHアイソザイム、CK-MB、トロポニン、BNP、NT-proBNP | 胸痛、息切れ、心電図、胸部X線、腎機能、運動、服薬など |
| 電解質・ミネラル | Na、K、Cl、Mg、重炭酸、アニオンギャップ、Ca、無機リン、鉄、フェリチン、TIBC、トランスフェリン、TSAT | 脱水、腎機能、服薬、内分泌、酸塩基バランス、貧血、鉄代謝など |
関連するページ
参考・出典
- 厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」(参照日: 2026-07-02)
- 厚生労働省「健診検査項目の保健指導判定値及び受診勧奨判定値」(参照日: 2026-07-02)
医療情報に関する注意
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