検査項目の概要
CRPは肝臓で作られるたんぱく質で、炎症に反応して血液中で増えることがあります。健康診断では、炎症反応の有無を確認する補助的な項目として扱われます。
何を調べる検査か
発熱、痛み、感染症、炎症性疾患、手術後やけがの経過などを確認する材料になります。ただし、CRPだけで原因部位を特定することはできません。
基準値の目安
一般に 0.3 mg/dL 以下を目安にする施設があります。MedlinePlusでは健康な人のCRPは非常に少ないと説明されていますが、基準範囲は検査機関や測定方法で異なります。
基準値は医療機関、検査機関、測定方法、年齢、性別、既往歴などによって異なります。結果表に記載された基準範囲と医師の説明を優先してください。
高い場合・陽性の場合に考えられること
- 細菌やウイルスなどによる感染症と関連することがあります。
- 関節リウマチ、膠原病、炎症性腸疾患などの炎症性疾患で上がることがあります。
- 喫煙、肥満、睡眠不足などがCRPの上昇と関連する場合があります。
低い場合・基準範囲内の場合に考えられること
CRPが低い、または基準範囲内であっても、炎症や感染がないと断定することはできません。症状や他の検査結果とあわせて確認します。
関連する病気
関連する検査項目
医療機関に相談したいケース
- CRPが高く、発熱、強い痛み、息苦しさ、腹痛などの症状がある場合。
- 再検査や精密検査の指示がある場合。
- 治療中の病気があり、CRPの推移が気になる場合。
緊急性がありそうな症状がある場合は、健康診断の再検査日を待たずに医療機関へ相談してください。
よくある質問
CRPが高いときは何を確認しますか?
CRPだけでは原因部位まではわかりません。症状、診察、白血球数、画像検査などとあわせて確認します。
CRPが低ければ炎症はありませんか?
低い値でも炎症を完全に否定できるわけではありません。検査のタイミングや病気の種類によって見え方が変わることがあります。
参考・出典
- MedlinePlus「C-Reactive Protein (CRP) Test」(参照日: 2026-07-01)
医療情報に関する注意
このページは、健康診断や血液検査に関する一般的な情報です。診断、治療、服薬変更、受診不要の判断を行うものではありません。気になる結果や症状がある場合は、医療機関へ相談してください。