病気ガイド
脂肪肝とは?AST・ALT・γ-GTPと健康診断で確認したいポイント
脂肪肝は、肝臓に脂肪がたまった状態として説明されることがあります。健康診断ではAST、ALT、γ-GTP、中性脂肪、血糖、BMI、腹囲、腹部画像検査などをあわせて確認します。
このページの要点
- 肝機能の数値だけで脂肪肝かどうかを断定せず、画像検査や生活背景もあわせて確認します。
- 飲酒量、体重変化、血糖、脂質、服薬、肝炎ウイルス検査歴も重要です。
- 生活習慣の見直しは大切ですが、肝臓の病気は原因が複数あるため医療機関で確認します。
病気の概要
脂肪肝は、アルコール、体重増加、糖代謝異常、脂質異常などと関連して確認されることがあります。近年は飲酒量が多くない場合でも脂肪肝が見つかることがあり、肝機能や代謝の状態を横断的に見ることが大切です。
確認しておきたいこと: 健康診断の結果は医師の診断ではありません。基準値は医療機関、検査機関、測定方法、年齢、性別、既往歴などにより異なります。
主な症状
- 自覚症状がないことも多く、健診の血液検査や腹部超音波検査で指摘されることがあります。
- 倦怠感、右上腹部の違和感などがある場合もありますが、症状だけでは判断できません。
- 黄疸、強い腹痛、発熱などがある場合は早めに医療機関へ相談してください。
健康診断で関連しやすい検査項目
原因・リスク要因として考えられること
- 飲酒、体重増加、内臓脂肪、糖代謝異常、脂質異常、運動不足、薬剤、肝炎ウイルスなどが関連することがあります。
- AST、ALT、γ-GTPの上昇は脂肪肝以外でも起こるため、自己判断で原因を決めないことが大切です。
検査・診断の流れ
医療機関では、血液検査、腹部超音波などの画像検査、飲酒量、服薬、肝炎ウイルス検査歴、体重変化などを確認します。必要に応じて専門的な評価が行われます。
治療・管理の一般的な考え方
体重管理、食事、運動、節酒、合併する糖代謝・脂質異常の確認などが検討されます。原因や肝臓の状態により対応が異なるため、医師の説明を確認しましょう。
生活習慣で見直したいこと
- 飲酒量、間食、夜遅い食事、運動不足、睡眠不足などを見直す候補にします。
- 急激な減量や極端な食事制限は避け、継続しやすい方法を医療者と相談しましょう。
受診を検討したいケース
- 肝機能で要再検査、要精密検査、受診勧奨の記載がある
- AST、ALT、γ-GTPの異常が続く、または悪化している
- 血糖、脂質、BMI、腹囲もあわせて異常を指摘された
- 黄疸、強い腹痛、発熱、強いだるさがある
よくある質問
健康診断の結果をどう確認しますか?
健康診断の結果は診断そのものではありません。基準値から外れていても一時的な変動や測定条件の影響がある一方、症状や既往歴によっては早めの確認が必要なこともあります。結果表の指示や医師の説明を確認しましょう。
基準値内なら安心してよいですか?
基準値は医療機関、検査機関、測定方法、年齢、性別、既往歴などで異なります。基準値内でも、前年から大きく変わった場合や気になる症状がある場合は医療機関で相談してください。
お酒を飲まなければ脂肪肝にはなりませんか?
飲酒が関係する場合もありますが、飲酒量が多くない方でも、体重、血糖、脂質、運動不足などと関連して脂肪肝が確認されることがあります。
生活習慣を少しずつ整えたい方へ
脂肪肝を指摘されたときは、食事、睡眠、運動、飲酒などを無理なく見直すことが大切です。医療機関での説明とあわせて、日々の習慣を整えましょう。
BeautyLifehackで健康習慣を見る参考・出典
- 厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」(参照日: 2026-07-02)
- 厚生労働省「健診結果とその他必要な情報の提供(フィードバック文例集)」(参照日: 2026-07-02)
- 日本肝臓学会「日本肝臓学会ガイドライン」(参照日: 2026-07-02)
- 日本動脈硬化学会「一般の皆様へ 健康な生活のために」(参照日: 2026-07-02)
医療情報に関する注意
このページは一般的な健康情報を提供するもので、診断、治療、服薬指示の代替ではありません。気になる症状がある場合や、結果表で再検査・精密検査を案内された場合は、医療機関へ相談してください。