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健康診断の種類

健康診断とは、診察や検査において健康状態を評価することにょり健康維持増進および疾患(病気)の予防・早期発見に役立てるしくみのことで、病気等の自覚症状がなくても受診するもの。特定の疾患の発見を目的とする場合は「検診」と呼びます。

常時雇用する労働者に対して事業主の責任の下に実施が義務付けられている健康診断です。また、健康診断の結果について事業主は労働者過去5年分の記録を保存しなくてはなりません。年に1度以上の実施が必要とされており、特定業務(坑内労働・深夜業等の有害業務)に常時従事する労働者に対しては、半年に1回の実施が義務付けられています。問診から血液検査、胸部X線検査などの検査(年齢・対象者により健康診断内容は異なる)が実施されます。

 

家庭健康診断

健康診断の為に病院などに出向く手間を省いたり、特定項目のみの検査を行う為に家庭でも簡単に健康診断を受ける事ができる検査キットが販売されています。主に、検査キットを利用後郵送する事で、健康診断を行うことができます。主に、血糖値や各種がん、性感染症などの健康診断を行うことができるケースが多いです。

 

自治体による健康診断

自治体(保健所)では、健康診断の簡略的なものとして基本健康診査(住民検診)を行っています。費用などは自治体により異なり、場合によっては健康診断受診奨励金や交通手当てなどを支給している自治体もあります。また、乳幼児については、乳幼児健康診査があり、受診の年齢や審査項目が定められています。

 

学校による健康診断

学校では、学校保健法という法律により毎年定期的に健康診断を行うよう定められています。診断項目としては、身長や体重を始めとした身体測定を主としており、視力や聴力、歯科検診、寄生虫などが診断項目となっています。なお、大学生の場合は一部の検査が省略される場合もあります。