検査項目の概要

アニオンギャップは、血液中の陽イオンと陰イオンの差を表す計算値です。一般にはナトリウムからクロールと重炭酸を引く形で計算され、酸塩基バランスの評価に使われます。

何を調べる検査か

代謝性アシドーシスなど、体の酸塩基バランスが乱れている可能性を考える材料になります。電解質パネル、基本代謝パネル、包括的代謝パネルなどの結果から計算されることがあります。

基準値の目安

アニオンギャップの基準範囲は、計算式、カリウムを含めるかどうか、検査機関、アルブミン値などで異なります。結果表に基準範囲がある場合は、その表示を優先してください。

アルブミンが低い場合など、アニオンギャップの解釈に補正や追加確認が必要になることがあります。

高い場合に考えられること

  • 代謝性アシドーシスと関連して確認されることがあります。
  • 糖尿病性ケトアシドーシス、腎機能低下、乳酸アシドーシス、薬剤や中毒などを医療機関で確認することがあります。
  • 血糖、ケトン、腎機能、重炭酸、乳酸、症状、服薬・摂取歴とあわせて判断します。

低い場合に考えられること

  • 低いアニオンギャップは比較的まれで、検査誤差やアルブミン低値などが関係することがあります。
  • 結果が症状や他の検査と合わない場合、再検査やアルブミンなどの追加確認が行われることがあります。
  • 低値だけで病気を断定せず、医療機関で背景を確認します。

関連する病気

関連する検査項目

生活習慣で見直したいこと

食事制限、糖尿病治療、脱水、嘔吐・下痢、飲酒、服薬、市販薬やサプリメントの使用、体調不良の経過を整理しておくと、医療機関での確認に役立ちます。

医療機関に相談したいケース

  • アニオンギャップが高い、または低いと指摘された場合。
  • 強いだるさ、吐き気、息苦しさ、意識のぼんやり、脱水、腹痛がある場合。
  • 血糖、腎機能、重炭酸、電解質にも異常を指摘された場合。

よくある質問

アニオンギャップが高いとき何を確認しますか?

高値は酸塩基バランスの乱れを考える手がかりになりますが、それだけで病気を断定できません。症状、血糖、腎機能、重炭酸などとあわせて確認します。

アニオンギャップは健康診断で必ず測りますか?

必ず単独項目として表示されるとは限りません。電解質や総CO2などの結果から、医療機関で必要に応じて計算・確認されることがあります。

参考・出典

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医療情報に関する注意

このページは、健康診断や血液検査に関する一般的な情報です。診断、治療、服薬変更、受診不要の判断を行うものではありません。気になる結果や症状がある場合は医療機関へ相談してください。