検査項目の概要

ミオグロビンは、筋肉の中で酸素を保持する働きに関わるたんぱく質です。骨格筋や心筋が傷つくと血液中に出て、腎臓から尿へ排泄されることがあります。

何を調べる検査か

筋肉の損傷、横紋筋融解症、筋疾患、外傷、激しい運動後の影響などを考える材料になります。尿中ミオグロビンは、筋肉障害に伴う腎機能への影響を確認する場面で使われることがあります。

基準値の目安

基準範囲は、血液検査か尿検査か、測定方法、検査機関、年齢、性別、筋肉量などで異なります。結果表に記載された基準範囲と、CKやクレアチニンなどの関連項目をあわせて確認してください。

基準値は医療機関、検査機関、測定方法、年齢、性別、既往歴などで異なります。結果表の基準範囲と医師の説明を優先してください。

高い場合に考えられること

  • 激しい運動、筋肉痛、けが、注射、けいれん、熱中症などで高くなることがあります。
  • 筋炎、筋ジストロフィー、横紋筋融解症などの筋肉の病気や状態と関連することがあります。
  • 高値が強い場合や尿が濃い場合は、クレアチニン、eGFR、カリウム、尿検査などで腎機能への影響を確認します。

低い場合に考えられること

  • 低値は通常、単独で大きな問題として扱われにくい項目です。検査目的や他の結果とあわせて確認します。

心筋梗塞との関係

ミオグロビンは心筋にも含まれるため、以前は心筋障害の早期確認に使われることがありました。ただし筋肉由来でも上昇するため特異性は高くありません。胸痛や息切れなどがある場合は、トロポニン、心電図、症状、診察所見などとあわせて医療機関で確認します。

関連する病気

関連する検査項目

生活習慣で見直したいこと

採血前の激しい運動、長距離歩行、筋力トレーニング、けが、発熱、服薬、サプリメントをメモしておくと、結果の背景を医療機関で説明しやすくなります。結果だけで運動量や薬を自己判断で変更しないようにしてください。

運動と休養の習慣を見直したい方へ

健康診断の結果をきっかけに、無理のない運動、睡眠、休養の整え方を確認しておくと、次の行動を考えやすくなります。

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医療機関に相談したいケース

  • ミオグロビンやCKが高く、強い筋肉痛、筋力低下、濃い尿、発熱がある場合。
  • クレアチニン、eGFR、カリウム、尿検査にも異常がある場合。
  • 胸痛、息切れ、冷汗、動悸などの症状がある場合。

よくある質問

ミオグロビンが高いとき何を確認しますか?

高値だけで病気とは判断できません。激しい運動やけがでも上がることがあるため、CK、腎機能、尿検査、症状、経過とあわせて確認します。

心筋梗塞の検査として使われますか?

心筋障害で上がることはありますが、筋肉由来でも上がるため単独では判断できません。現在はトロポニン、心電図、症状などを重視して確認されます。

参考・出典

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医療情報に関する注意

このページは、健康診断や血液検査に関する一般的な情報です。診断、治療、服薬変更、受診不要の判断を行うものではありません。気になる結果や症状がある場合は医療機関へ相談してください。