バセドウ病とは
甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)とは、バセドウ病または、グレヴス病と呼ばれ、血中に甲状腺ホルモンが過剰に存在する状態を指します。甲状腺の肥大や発汗、動悸などの症状が現れます。
バセドウ病に関する原因と治療法・予防対策
バセドウ病に関する原因や治療法またはその予防の為の対策などを解説していきます。
バセドウ病の症状
バセドウ病の症状としては、甲状腺の肥大化、頻脈、眼球の突出、手のふるえ、体重減少、下痢、発汗、動悸、食欲の亢進などがあげられます。
バセドウ病の原因
バセドウ病は甲状腺にある甲状腺刺激ホルモン(TSH)受容体に対して自己抗体ができる自己免疫疾患の一つと言われています。この自己抗体ができることにより、甲状腺にあるTSH受容体が持続的に刺激を受け、甲状腺ホルモンが過剰に産生され、甲状腺の細胞が増殖し肥大化していきます。主に、30代〜40代に多い病気とされています。自己免疫疾患の一種です。
バセドウ病の予防・診断
バセドウ病は甲状腺亢進症というように甲状腺の働きが過剰になることによりおこる病気です。
バセドウ病の治療法
バセドウ病の治療法は大きく「内科的な投薬療法」「放射性ヨード療法※」「外科的療法」の三つがあります。通常は内科的療法の場合、第一選択として抗工場潜在の投与が行われます。また、甲状腺ホルモンによる交感神経過敏症状(動悸、ふるえ、頻脈)がある場合にはβ遮断剤も子投与されます。
放射性ヨード療法や外科的手術による治療を行った場合、10年以上経過した後に、甲状腺機能亢進症とは逆の、甲状腺機能低下症になることがあります。
※放射性ヨード療法
放射性ヨード療法とは、放射性物質を用いて甲状腺の機能を破壊するバセドウ病の治療法の一つです。
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