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中性脂肪(トリグリセリド:T.G)とは

中性脂肪(トリグリセリド)とは、血液中の脂肪の一種です。基準値を超えるような場合には動脈硬化や心臓病や脳卒中などの生活習慣病リスクが高まります。数値が高い原因としては暴飲暴食、運動不足などの生活習慣が原因となるケースが多いです。

中性脂肪(トリグリセリド:T.G)の診断項目とポイント

血液検査における「中性脂肪(トリグリセリド:T.G)」の基準値や、基準値を超える(不足する)場合に疑うべき病気や治療法・改善方法などを解説します。

中性脂肪(トリグリセリド:T.G)の基準値(成人)

基準値(男性) 29〜188
基準値(女性) 29〜188
単位 mg/dL

 

中性脂肪(トリグリセリド:T.G)による診断ポイント

中性脂肪(トリグリセリド)は、よく知られているように、肥満や食べすぎ、運動不足、過度の飲酒などが原因で値が高くなる血液検査の検査項目の一つです。中性脂肪(トリグリセリド)の値を正常に戻すのにも、薬学的な方法やりも、運動の週間や食生活、節酒などの生活習慣を変える努力をする事で改善できる場合が多いですので、ご家庭での自己管理を徹底するようにしましょう。

なお、中性脂肪(トリグリセリド)が上値を超える場合には動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの俗に生活習慣病の疾患リスクが大きく高くなります。

 

中性脂肪(トリグリセリド:T.G)の異常により疑うべき病気・原因

以下は、中性脂肪(トリグリセリド:T.G)の異常により疑う事ができる病気や原因です。ただし、以下に示した病気はあくまでも一例です。異常値であったからといって、すぐに病気というわけではありません。また、他の要因と連動して初めて病気として診断されるケースもありますので、ご注意ください。

・動脈硬化
・脳卒中
・心筋梗塞