病気ガイド

閉塞性動脈硬化症とは?歩行時の足の痛み・動脈硬化リスクで確認したいポイント

閉塞性動脈硬化症は、足の動脈が狭くなったり詰まったりして血流が不足する病気です。健康診断では血圧、脂質、血糖、喫煙歴、腎機能などが確認の入口になります。

このページの要点

  • 健康診断の結果は、診断ではなく追加確認のきっかけです。
  • 血圧、心電図、胸部X線、脂質、血糖、腎機能などを組み合わせて確認します。
  • 胸痛、強い息切れ、失神、突然の強い痛みがある場合は早めに医療機関へ相談しましょう。

病気の概要

歩くと足が痛くなり、休むと楽になる症状が代表的です。進行すると安静時の痛み、傷の治りにくさ、足の冷感などが問題になることがあります。

確認しておきたいこと: 健診所見だけで自己判断せず、症状の有無、過去の結果、服薬、家族歴、喫煙、血圧や体重の記録を整理して相談します。

主な症状

  • 歩行時のふくらはぎや足の痛み、しびれ、冷感が関連します。
  • 安静時の痛み、足の傷が治りにくい、色が悪い場合は早めに相談します。

健康診断・人間ドックで関連しやすい検査項目

結果・症状から確認したいこと

検査所見や症状は、単独で病名を決めるものではありません。次のような組み合わせを、結果表、過去画像、服薬、症状メモとあわせて医療機関で確認します。

結果・症状の入口一緒に確認したいこと医療機関で伝えたいこと
歩くと足が痛くなり休むと楽になるABI、足の脈、血管エコー、CT/MRI、喫煙歴痛む距離、左右差、休むと改善するか、日常生活への影響を具体的に伝えます。
足の冷感・しびれ・色の変化糖尿病、脂質、血圧、腎機能、足の傷足の傷、皮膚の色、爪や毛の変化、感染症状を確認して伝えます。
LDL・中性脂肪・血糖・血圧が高い動脈硬化リスク、心筋梗塞・脳梗塞リスク、生活習慣脚の症状が軽くても、リスクが重なる場合は健診結果をまとめて相談します。

原因・リスク要因として考えられること

  • 喫煙、糖尿病、高血圧、脂質異常症、慢性腎臓病、加齢などが関連します。

検査・診断の流れ

医療機関では足の脈、ABI、血管エコー、CT、MRI、血液検査などを組み合わせて血流を確認します。

治療・管理の一般的な考え方

禁煙、運動療法、薬、血管内治療、手術などが状態に応じて検討されます。自己判断で痛みを我慢し続けないことが大切です。

生活習慣で見直したいこと

禁煙、血糖・脂質・血圧管理、足の観察、無理のない歩行習慣を医療者と確認します。

受診を検討したいケース

  • 歩くと足が痛くなり、休むと楽になる
  • 足の傷が治りにくい、冷たい、色が悪い
  • 糖尿病や腎機能低下があり足の症状がある

よくある質問

健康診断だけで心臓や血管の病気は分かりますか?
通常の健康診断だけで病名を診断することはできません。血圧、心電図、胸部X線、脂質、血糖、腎機能などは確認の入口であり、症状や追加検査とあわせて医療機関で判断します。
症状がある場合も次の健診まで待ってよいですか?
胸痛、強い息切れ、失神、突然の背中や胸の痛み、片脚の強い痛みや冷感などがある場合は、健診を待たず医療機関や救急相談を検討してください。

参考・出典

医療情報に関する注意

このページは一般的な健康情報を提供するもので、診断や治療の代替ではありません。基準値や判定基準は医療機関、検査方法、年齢、性別、既往歴などで異なります。気になる症状や検査異常がある場合は、医療機関で医師の説明を確認してください。

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