橋本病とは
橋本病(はしもとびょう)とは、慢性甲状腺炎とも呼ばれ橋本策博士が発見した病気で、世界的にも橋本病として通用する病気です。自己免疫性疾患の一種で原因は不明ですが、甲状腺に対して慢性のリンパ球の浸潤による炎症と甲状腺が肥大し、甲状腺機能に異常がおこる病気です。
橋本病に関する原因と治療法・予防対策
橋本病に関する原因や治療法またはその予防の為の対策などを解説していきます。
橋本病の症状
橋本病の症状としては、まず甲状腺の腫大が認められます。ただ、稀に橋本病患者であっても甲状腺が腫れずに、萎縮するケースもあります。また、橋本病の約10〜20%が甲状腺機能低下症の症状を引き起こします。
橋本病の原因
橋本病は現在でも原因不明の疾患として知られています。
橋本病の予防・診断
通常橋本病の診断は触診および超音波検査によりびまん性甲状腺腫を確認することができます。また、甲状腺自己抗体である抗サイログロブリン抗体と甲状腺ペルオキシダーゼ抗体に陽性反応が現れます。ただし、これらが陰性であっても甲状腺の生検などでリンパ球浸潤が認められると橋本病として診断されます。
橋本病の治療法
橋本病の治療法としては、甲状腺肥大が小さく、甲状腺の機能が正常であれば通常治療は行いませんが、甲状腺機能の低下がある場合には不足している甲状腺ホルモンを補う為に薬剤を投与します。
甲状腺が肥大している場合には、手術により甲状腺を切除する場合もあります。
病気の一覧を紹介しています。
脳・神経系の病気 |
がん(癌)肺ガン 食道ガン 胃ガン 大腸ガン 肝臓ガン 膵臓ガン 上顎ガン 喉頭ガン 咽頭ガン 皮膚ガン 急性白血病 慢性白血病 多発性骨髄腫 悪性リンパ腫 腎臓ガン |
腎臓・尿路の病気 |
目の病気 |
胃腸・食道の病気 |
肝臓・胆のう・膵臓の病気 |
心臓・血管の病気心筋梗塞 狭心症 心不全 高血圧 不整脈 心臓弁膜症 突発性心筋症 心筋炎 大動脈瘤 閉塞性動脈硬化症 低血圧症 動脈硬化 |
肺・気管支の病気 |
血液・造血器の病気 |
骨・間接・筋肉の病気 |
耳鼻咽喉の病気 |
皮膚の病気 |
内分泌系の病気バセドウ病(甲状腺機能亢進症) 甲状腺機能低下症 橋本病(慢性甲状腺炎) アルドステロン症 クッシング症候群 褐色細胞腫 副腎性器症候群 副腎不全 |
代謝系の病気 |
女性特有の病気 |
膠原病・免疫疾患関節リウマチ 全身性エリテマトーデス シェーグレン症候群 円形脱毛症 ペーチェット病 エイズ |
精神の病気神経症 自律神経失調症 うつ病 心身症 |
寄生虫による病気アニサキス症 マラリア テング熱 |
その他病気(救急疾患・全身疾患・アレルギー疾患)多臓器不全 日射病 熱射病 睡眠時無呼吸症候群 敗血症 風邪症候群 インフルエンザ 花粉症 メタボリックシンドローム |