病気ガイド
低血圧症とは?めまい・立ちくらみ・血圧で確認したいポイント
低血圧症は、血圧が低く、めまい、立ちくらみ、失神などの症状を伴う場合に確認されることがあります。健康診断の血圧だけで判断せず、症状、服薬、脱水、貧血、心臓や自律神経の状態も確認します。
このページの要点
- 健康診断の結果は、診断ではなく追加確認のきっかけです。
- 血圧、心電図、胸部X線、脂質、血糖、腎機能などを組み合わせて確認します。
- 胸痛、強い息切れ、失神、突然の強い痛みがある場合は早めに医療機関へ相談しましょう。
病気の概要
体質的に血圧が低い人もいますが、症状がある場合や急に低くなった場合は背景を確認します。起立性低血圧では立ち上がったときに症状が出ることがあります。
確認しておきたいこと: 健診所見だけで自己判断せず、症状の有無、過去の結果、服薬、家族歴、喫煙、血圧や体重の記録を整理して相談します。
主な症状
- 立ちくらみ、めまい、失神、だるさ、動悸、冷汗などが関連します。
- 脱水、出血、薬、感染、心臓の病気などで急に血圧が下がることがあります。
健康診断・人間ドックで関連しやすい検査項目
結果・症状から確認したいこと
検査所見や症状は、単独で病名を決めるものではありません。次のような組み合わせを、結果表、過去画像、服薬、症状メモとあわせて医療機関で確認します。
| 結果・症状の入口 | 一緒に確認したいこと | 医療機関で伝えたいこと |
|---|---|---|
| 健診で血圧が低い | 自覚症状、普段の血圧、測定条件、脱水、服薬 | 症状がない低値と、めまい・失神を伴う低値を分けて伝えます。 |
| 立ちくらみ・めまい・失神 | 起立時血圧、心電図、貧血、脱水、電解質、薬剤 | いつ起きるか、食後・入浴後・起床時との関係、服薬開始時期を整理します。 |
| 黒色便・胸痛・息切れ・発熱を伴う | 出血、感染、心臓病など緊急性のある背景 | 急な症状や意識消失があれば、健診の再測定だけで済ませず早めに相談します。 |
原因・リスク要因として考えられること
- 体質、脱水、貧血、薬の影響、自律神経、心臓の病気、内分泌の病気などが関連することがあります。
検査・診断の流れ
医療機関では血圧の変化、立位での血圧、心電図、血液検査、服薬、脱水や貧血の有無などを確認します。
治療・管理の一般的な考え方
水分・塩分の調整、薬の見直し、背景疾患への対応などが状態に応じて検討されます。自己判断で薬を中止しないようにします。
生活習慣で見直したいこと
急に立ち上がらない、水分不足を避ける、症状が出る場面を記録することが役立ちます。
受診を検討したいケース
- 失神した、けがをした
- 血圧が急に低くなった
- 薬を始めてからめまいや立ちくらみが強い
よくある質問
- 健康診断だけで心臓や血管の病気は分かりますか?
- 通常の健康診断だけで病名を診断することはできません。血圧、心電図、胸部X線、脂質、血糖、腎機能などは確認の入口であり、症状や追加検査とあわせて医療機関で判断します。
- 症状がある場合も次の健診まで待ってよいですか?
- 胸痛、強い息切れ、失神、突然の背中や胸の痛み、片脚の強い痛みや冷感などがある場合は、健診を待たず医療機関や救急相談を検討してください。
参考・出典
- 厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」(参照日: 2026-07-02)
- 国立循環器病研究センター「病気について」(参照日: 2026-07-02)
- MedlinePlus Medical Encyclopedia「Low blood pressure」(参照日: 2026-07-02)
医療情報に関する注意
このページは一般的な健康情報を提供するもので、診断や治療の代替ではありません。基準値や判定基準は医療機関、検査方法、年齢、性別、既往歴などで異なります。気になる症状や検査異常がある場合は、医療機関で医師の説明を確認してください。